青森工臨・夏泊半島と八甲田丸

2020年5月31日　奥羽本線　青森にて

　いよいよこの遠征のハイライト、青森工臨の入換へ。八郎潟から青森へ戻り、津軽線でタラコキハを撮りつつ、青森駅上に架かるベイブリッジに登りました。

　よく見ると、チキにはレールが綺麗に乗ったまま。詳しいことは分かりませんが、このまま岩切へ持ち戻りとなったようです。返空なのにレールが載っている、嬉しい誤算でした。間もなくED75がやってきてチキに連結、そのまま埠頭公園横の機回し線まで押し込みます。

　この機回しに使用する線、てっきり航送車両の積み込み線の跡を利用しているのかと思っていましたが、元から機回し線（あるいは留置線？）として使用されていたようです。青森駅から青函連絡船へ列車を積み込む桟橋は最盛期では3つ設けられ、第二桟橋が現在八甲田丸が保存されている場所ということで、第三桟橋はおそらく現在シィライン株式会社（青森と仏ヶ浦を結ぶフェリーを運営している会社です）の本社がある位置にあったのではないかと思われます。

　何はともあれ、青函連絡船への積み込みシーンを想起させる風景でした。夏泊半島がくっきり望める晴天で、八甲田丸を横目に入換をする75チキ。これが見たかった！続いては3番線へ入線するシーンを仕留めます。