象潟工臨・梅雨の梅林園俯瞰

2018年7月7日　工9881レ　羽越本線　桂根～新屋にて

　かつて302両製造されたED75。今となってはたったの5両、しかも700番台のみ。同機が牽く列車はとにかく人気が高い昨今であります。

　700番台は、元を辿れば奥羽本線・羽越本線での耐雪・耐塩害対策が施された番台として登場しました。全91両、すべて新製配置は秋田で（736号機が事故廃車になり全機が一堂に会することはなかったそうですが）、東北本線で使用されることになるのは最終増備から5年後のことです。ということで、700番台の適正路線は奥羽・羽越本線でしょう、と知り合いが豪語していましたが、先日東北本線にてED75を撮影していて「なんやねん」となりました。

　好きなものを好きなように撮ればいいのでしょうけど、車両や路線の歴史に目をやることも被写体の取捨選択の面では一つの指標になることをご指導いただきました。

　上記写真を撮ったのももう2年前。この時、西日本では大事になっていることも知らず、大雨の中撮影に没頭していました。時がたつのは早いなあ。